仙人風呂と熊野古道の話

 3/14(土)から和歌山の方へ単身旅行に行ってきました。帰ってきたので早速旅行中に書いていた旅日記でもブログに書き起こそうかと思ってPCを立ち上げたのですが、いざノートを開いてみると面倒になってきました。何が面倒かって、最高に読みにくいんです。自分で書いた日記が。
 僕は異常に字が下手で、そのあまりの汚さにこれまで取ってきた異名が「象形文字」「するめのような字」「線文字B」「キュビスム」など。キュビスムはもはや褒め言葉だろ。そのおかげで、もしノートを紛失したとしても誰も読めないのでちっとも恥ずかしくありません。やったぜ。まあそのせいで僕本人も相当頑張らないと読めないんですけれど。
 しかも、10ページ弱も戦時中の暗号みたいな字を相当頑張って解読したところで、書いてあるのは「紀伊なんとかって駅名多すぎるだろ。大家族かよ。ビッグダディかよ」とか「胸の鼓動も早くなるわ。熊野古道だけにな。ガッハッハ」とかその程度のことばかり。ガッハッハじゃねえよ。よくもまあそんな台詞を書き残そうと思えたもんだな、昨日の俺は。
 したがいまして、もう旅日記のことはいっそ無視して、適当に撮った数少ない写真からさらに選りすぐりをピックアップして載せていこうと思います。よろしければご覧ください。

 

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 偶然立ち寄ったプラレールのギャラリー。いきなり和歌山が関係ない。

 

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 本州最南端の駅「串本」で少しの間停車。この時お腹がハチャメチャに空いていたが、駅を出たところにあった商店には「かまぼこ」と「カリッカリにしたうつぼ」しか置いていなかった。

 

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 おいしいラーメンが食べられる上にブラジリアン柔術を学ぶこともできる優れたスポット

 

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 今回の目的地、仙人風呂。川をせき止めて作られた巨大な露天風呂。詳しくは仙人風呂|熊野本宮観光協会へ。

 

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 熊野古道

 

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 熊野古道

 

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 熊野古道ではない

 

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 そんな伝承を残すな

 

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 三時間近く歩きたどり着いた中間地点、湯の峰温泉

 

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 この時点でのスマホスクリーンショット。13歩しか歩いていないことにされているのでとても悲しかった。

 

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 もう少し続く熊野古道

 

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 ゴールにそびえ立つ大鳥居

 

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 ゴールの更に先にそびえ立つ本宮町民プール(冬なので営業してない)

 

 以上です。これから先は一枚も写真を撮っていません。なぜかというと、この後和歌山に波乗りしに来ていた父と合流したため、なんだかもうそういう気分じゃなくなったからです。
 二人で銭湯に行ったり、父が波乗りの拠点にするため借りている我が家の別荘(築数十年、六畳一間、風呂無しトイレ共同)でカレー鍋をしこたま食べたりしているうちに、旅行気分がすっかりなくなってしまいました。挙句「もう三日目(の旅行)はいいや」とか考え出し、JRで和歌山の東部から三重を回って大阪まで帰ってくるはずが、父の運転する車の助手席で涎を垂らして眠りこけながら帰ってきました。おかげさまで早々にブログを書く元気すらあります。
 そうして、僕の一人旅はグダグダに終わりを告げました。それでいいのかよ。多分これが学生最後の旅行だぞ。

 さて、帰りの行程で使うはずだった青春18きっぷが一回分だけ残ってしまいました。どうやって消費しようか考え中です。三月末の東京行に利用するか、四月上旬に滞在する千葉からどこかへ日帰り旅行するか。江の島にでも行こうかな。もし何かおすすめや良い案があるという方がいらっしゃれば、ぜひ教えてください。