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利己的な文章の話

日記

 近頃すっかりブログをさぼっていたことを思いだしたので、朝のジョイフルで一筆したためている次第であります。ジョイフルは凄い。モーニングメニューにはデフォルトでドリンクバーが付いているし、フリーWi-Fiまで使えてしまう。さらにご飯の大盛りも無料だ。休日の朝を所在なく過ごしてしまうという人たちには、とりあえず起きて朝ジョイすることをおススメします。近所にジョイフルがないという人たちのことはここでは知ったことではない。ジョイフルがある場所は押しなべて田舎であり、ない場所は都会であるというのが通説である。ジョイフルどころかコンビニもないほどのド田舎だ、という方たちには黙祷を捧げたい。庭で飼っている鶏に餌でもやってください。

 ここ二か月ほどは、何も書くべきことを思いつかなかった。今までこのブログに書かれるべきだった物事なんて果たしてあったのかは置いておくとして、書けなかったのは忙しさのせいだけではないように思う。事実として一月から三月上旬まではやたらと仕事が忙しかった。定常業務のみならずなんか事業計画的なアレのソレをやったり、職能昇格するために論文をアレしたりスライドを作って人前でコレしたりとかしていたから。かといって、適当な文章を書くほどの時間がなかったというわけではなかった。ただ何も書くことを思い付けない、そんな状況だった、ここ最近の俺は。

 多分、論文作成が大きな原因なんだと思う。論旨を明確に、時系列を明らかにしつつ、事実と推測を区別して、自らの成果によるメリットを最大限アピールし、意欲的な今後の方針を述べる。書いてるだけでうんざりしてきた。論文といっても10ページにも満たないものだし学術誌に投稿するものでもない、別にそういった文章を作成するのが特段嫌いなわけでもない(作成するに足るネタさえあれば)。ただ、ああいうのはやっぱり「よそ行き」の文章なわけだ。読みやすく、分かりやすく。そんな外面ばかりを整えた文章ばかり書いていると、「あれ、自分の言いたいことってなんだったっけ?」とゲシュタルト崩壊的な気分に陥ることがままある。

 仕事上で後輩ができたら、俺は絶対にアドバイスしたいことがあるんだ。「仕事に犯されない、自分の、自分だけの領域を絶対に守れ」ってこと。それが俺にとっては、水泳だったり、音楽だったり、小説を読むことだったり、こうして取るに足らないことを書き連ねることだったりする。これらの要素が俺の領域内にあれば、俺と外部を隔てている境界線は保たれる。逆もまた然り。皆の境界線を形作るものはなんですか? 心無い社会や世間はズカズカと踏み荒らしてこようとするけれど、俺たちはそいつらを全力で守っていこうぜ。うん。「何と戦ってるんだ俺は」みたいな気分になってきたけど。俺は俺を守るために生きています。